みなさん、こんばんは。

今回はリピーターのお客様より、
「サーバーの電源ユニットを交換して欲しい!」
とのピンポイントな、しかもちょっと珍しいご依頼。

お話を伺うと、24時間稼働の業務サーバーが止まってしまい、
電源が入らないから困っている、とのこと。
”似たような”サーバーがもう一台あって
そちらは使っていないので、
そこから電源ユニットを移植して欲しい、ということでした。

そもそも、”似たような”は”全然違う”可能性も高いため
とにかく訪問して、移植可能かどうかを調べることにしました。

結果、、、”全然違う”の方でした。残念。

でも、業務が滞っています。
次善の策をご提案します。

まずは機器をお預かりし、
データ復旧可能かどうかを試します。
それがOKなら、取出したデータを使用して
とりあえず業務復旧して頂きます。
その後、電源ユニット交換で直るかどうかの診断へ進み、
部品入手可能なら修理する、という流れ。

サーバー本体

サーバー本体

まずは、HDDを外してデータ復旧です。

HDD抜取り

HDD抜取り

3本入っていますが、これは3本まとめて一本のように動作する
「RAID 5」という構成でした。
いかんせん年代物のサーバーです。
インターフェースは現在では使われていないものでしたので
専用の変換ケーブルを3本用意する必要がありました。

とにもかくにも、データ復旧は成功!
取出したデータの中身は無事ということで、
最悪の事態は免れました。

さて次は電源交換で直るかどうかですが、
”全然違う”もう一台のサーバーはあてになりません。
でも、すでに診断用に使用していた電源ユニットが
一部接続可能であることが判明!
結果、BIOS起動OKとなり、
電源ユニット交換で直る可能性が高くなってきました。

電源ユニット

電源ユニット

残念ながら新品は入手できなかったものの、
程度の良い中古品を入手できましたので、
早速取り付けてみます。

交換作業中

交換作業中

結果、無事起動!
取外したHDDも元に戻して、
OS起動OKまでこぎつけました。

時間や手間がかなりかかりましたが、
なんとかデータロストを避けながら復旧となりました。

余談ですが、内部の清掃もすごく大変でした(;^_^