みなさん、おはようございます。

今回は新規のお客様よりデスクトップパソコンの修理依頼です。

PC本体

PC本体

ブルースクリーンが発生し、
電源切断後は起動しなくなったとのこと。
現象も確認できましたので、中を確認していきましょう。

PC内部

PC内部

コンパクト筐体なので、けっこうギッシリ感あります。
が、よく見ると・・・

メモリ半抜け

メモリ半抜け

メモリが一枚半抜けになっています!
写真では左から二枚目のメモリの固定ツメが
他の三枚とズレているのが分かります。
これを取り付けなおして、、、

メモリOK

メモリOK

無事、起動しました!
しかし、別の問題があります。
そもそものブルースクリーンの原因がメモリ不良ではないので
そこを診断する必要があります。
いろいろ調べていくと、ここが怪しいです。

Cドライブ

Cドライブ

Cドライブの残り容量が15GBしかありません。
別のタイミングでは、残り容量が8GB程度のこともありました。
まだまだ余裕があるように見えるかもしれませんが、
この状態ですと、ブルースクリーンで止まる可能性があります。
WindowsはCドライブの一部を拡張メモリとして使用しているため
一般的には搭載メモリの2倍以上の空きが無いと
動作が不安定になるのです。
このPCは16GBのメモリを搭載していたため
Cドライブの空きは常に32GB以上は必要ということになります。
それで、現在500GBのCドライブ用SSDを
2TBのSSDに換装することになりました。

新旧SSD

新旧SSD

旧SSDから新SSDへクローンを作成して換装して
作業完了です!

これでしばらく快適に動作することでしょう。